稔の秋が本格化。それに伴い、私もバタバタ忙しくしておりました。
しっかり収穫できてるのかしら(^◇^;)
収穫を切に願った、平尾有衣さんとのデュオリサイタルが先日無事終わりました。
お越しくださった皆さん、ありがとうございました。
今回は4.5年ぶりにバッハの無伴奏チェロ組曲の3番に再挑戦し、初めて全曲演奏しました。
久しぶりに楽譜を開くと、「あれ?なんでこのボーイングなんだろう…」とか「このフィンガリングはなにゆえ?」なんてことばかりで、
かっての思考を呼び覚ますところからスタートしました。
その成果、違和感を改善していくことで昔みていた景色と違うものを観ることができたような気がします。
とは言っても、まだまだです。それは奥が深く、まだ別の景色も見えるはずです。
さらに弾きこんで、また違った形で来年演奏したいと思いました。
ベートーヴェンもショスタコーヴィッチもピアニストの平尾さんのお陰で、心地よく楽しく演奏出来ました。
やはり、ショスタコーヴィッチは魅力的な作曲家です。チェロソナタが1曲しかないのが残念…。。
リサイタルの準備と並行して、藝大フィルハーモニーにも乗らせて頂きました。
こちらは指揮科の学内の演奏会でした。
普段、指揮者の方が棒を振り下ろすまでのプロセスをあまり深く考えたことはありませんでしたが、
先生方が生徒を指導されている姿を見せて頂き、とっても勉強になりました。
そして、改めて指揮者の方の偉大さも痛感しました。
お手伝いするどころか、私までも勉強させてもらう…そんな貴重なひと時でした。
これは大きな稔かな?