先日、代々木上原にあるホール、『ムジカーザ』での本番が無事終演しました。
私の大好きなホール!
こちらでの演奏は、前回いつだったか。。。
随分前のことです。
また絶対いつか演奏したい!と思いつつ時が流れ、今回貴重な機会を頂き嬉しかったです。
バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番
黛敏郎:BUNRAKU
この2曲を演奏させていただきました。
時間にすると、わずか20分ほどなのですが、どちらも重くて…
押し潰されそうになりながら準備を進め、選曲した己を恨みたくなる日も(;_;)
それでも、取組み直すことで、また一つハードルを飛び越える爽快感のようなものも味わえました。
駆け抜けていく2021年夏の良い思い出となりそうです。
お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。
大曲なだけに、まだまだ課題が山積みです。
次なるハードルに向き合うまでに、体力、技術力、智力を養っていきたいと思っています。
それにしても、黛敏郎さんのBUNRAKU、大好き過ぎます😘
『BUNRAKU』というと、人形劇の文楽を音楽で描写したものと捉える方が多いと思いますが、そうではなくて、実は日本の伝統的な音楽や楽器を、チェロ1本でどのように表現できるか…といった挑戦から生まれた曲でした。
そのため黛さんは、楽譜の表記も『BUNRAKU』というあえてローマ字であることに拘られたそうです。
準備をする段階で、練習の合間に積極的にYouTubeで歌舞伎を見たり、文楽を見たりしました。
そして、改めて日本の伝統文化の美しさと、奥の深さに驚きました。
これは状況が落ち着き次第、Live鑑賞しないと‼️