昨日、フォルテピアノとベートーヴェンを弾いてきましたヽ(*^ω^*)ノ
ピアノ科・副科の試験だったのです!
人のための試験って、とーっても緊張しますね。
自分の本番なら何が起きても自分の責任ですが、人の本番だとなんとしてでも上手く弾かなければ…とちょっとしたプレッシャー。
フォルテピアノは440ヘルツの調律のため、いつもの調弦(442ヘルツ)より少しずつ音が低いのです。
その上、今のピアノとは全然違い、とても繊細な音ではるかに音量が小さいのも特徴です。。
普段、ピアノの音にまけないようにーー!!とがんがん弾いてる私にとって、フォルテピアノはあまりにも音が小さすぎ、初めのうちはバランスのとり方が分かりませんでした。
逆に、ピアノの人は私に負けないようにと、本番はがんがん弾いてましたが…(笑)
最終的に、何回かの合わせと先生のレッスンを受け、ちょうど良いバランスがとれるところまでもっていくことができました。
初めは、音は小さいし、調律は低いし…ってまったく魅力を感じませんでしたが、試験を終えた今となっては、とても魅力的な楽器だ!と自信を持って言えます。
むしろ「ピアノに負けるかもしれないといういつもの恐怖を忘れて、楽に弾ける!」
これこそが、本当のソナタなのかなーなんて思いました。
試験を聴いてくださった先生方も褒めてくださいました✨ずっと気にしていたバランスが、ちゃんと取れていたみたいで一安心。
良い経験をさせてくれた友達に、感謝の気持ちでいっぱいです。
さて、いよいよ来週は汐留ホールでリサイタルです。最後の追い込みに今週は頑張ります。