先日読みはじめた、『ライオンのおやつ』あっという間に読み終わってしまいました。
主人公の闘病生活の中での出来事やそれに対する想いが綴られているため、決して明るく楽しい物語ではありません。
けれども、文章の流れが自然で美しく、人間の死が決して恐怖として書かれていません。
この本のお陰で、当たり前だと思っていることが、当たり前でないこともあるんだ…ということに改めて気がつき、感謝の気持ちで一杯になりました。
それにしても、この本の中では最初から最後まで、何回も『チェロ』というワードが出てきます。
どうしてかな?? (^ω^) と個人的に気になってはいますが、答えが見つかっていません。
次は、私の先生ご推薦の『チェロの100年史』という本を読みたいと思っています。
発売日はなんと5月22日で、新刊の本です。
チェロに関する本を手に取ることは珍しいですが、こういう時だからこそ、しっかり得られるものはゲットしておかないと…
『弓の持ち方と楽器の構え方』『フィンガリング技法の発達』『装飾音のきまり』など…普段できて当然と勝手に思い込んでいるものこそ、一度立ち止まって、初心に返り勉強し直すことも大切ですよね。
驚きの気づきや発見がたくさんあるのではないか…と期待しています。
この本でしっかり勉強し直して、生徒さん達にまた伝授していきたいです。頑張らないと!
緊急事態宣言がとうとう解除されました。まだ不安は残りますが、明るい兆しが見えて嬉しいです。