昨日、としま区民センター小ホールでの演奏会が終わりました。
としま区民センターは初めてでしたが、響きが何とも言えず心地よく、素晴らしいホールでした。

リハーサルの時からみんなのテンションがどれだけ上がったことか(´^ω^｀)

ブラームスのクラリネット五重奏は、いつか絶対演奏したいと思っていた一曲でしたので、また一つ夢が叶ったわけです。
今回は、クラリネットではなく、サックスでの演奏でした。
そのサックスの音色が本当にまろやかで、「あれ、今日はクラリネットじゃないよね？」と、演奏しながら錯覚を覚えるような瞬間が何度もありました。

先輩がいつも「クラリネットの音に近づけたい！」と仰っていました。その探究心には頭が下がります。
音色の研究は本当に難しく、奥が深すぎて容易なことではありません。
けれど、諦めることなく、先輩を見習って、私も理想の音を求め続けていきたいと思います。

通常は、このブラームス がメインプログラムに来るであろう曲といえます。
それを敢えて、今回はメンバーで話し合った結果、ブラームスから演奏することに決めました。

いきなり重々しいプログラムから始まりましたが、最後まで温かいオーラでもって聴いてくださった皆様には、感謝の気持ちでいっぱいです。
コンサートにお越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。

今回のような珍しい編成でのコンサートにはなかなかご縁がありません。
それもあって、このコンサートが決まった時からワクワクが抑えきれず楽しみにしておりました。
それなのに、あっという間に終わってしまい…
楽譜を、棚にしまいたくないな〜ーー
また、違った形で演奏できることを信じることにします。