先日、新作デュオ試奏会が無事終わりました(^_-)-☆
自分の楽器しかほとんど触れたことがないのに…ドキドキ。その上、責任重大な役目。
プレッシャーで、とても緊張しました!
実際演奏してみると、低音がよく響き、チェロ本来の深い音色が素敵でした。
やはりチェロなので、高音より低音が響くものが良いですよね!
そんな素敵な楽器を使用し、皆さんの前で演奏させてもらう機会をいただいたことは光栄でした。
演奏とは別に、どの楽器がステファノ・コニア氏の楽器かを皆さんに当てていただくゲームもあったんですよ。
ステファノ・コニア氏の楽器を含めた3挺を聴き比べるという面白い企画でした。
一番音にツヤと深みがあったので、私にはすぐ分かりましたが(*^▽^*)
勿論、当日には製作者のコニア氏にお会いしました。とても気さくな方で、ご自分の楽器に誇りと、愛情をお持ちなのが分かりました。
演奏にはその人の性格が出るとよく言われますが、同様に素敵な方が製作されている楽器は、
力強さと気品が共存しているものなのでしょう。
と偉そうに言ってる私ですが…(汗) 自分磨きを忘れないように、精進いたします。
取り敢えず(?)今日は早速、大学の横にある東京国立博物館に行ってきました!
いたる所に貼ってあるポスターをみて、なんとなーく気になって仕方なかった黒田清輝氏の作品展。
訪れてみて、惹かれ続けた理由がわかりました。
黒田氏は絵画の勉強のために18歳で渡仏し、ジャン=フランソワ・ミレーの絵に魅せられ、かなりの影響を受けたようです。
私の大好きな、大好きな、ジャン=フランソワ・ミレー。
だから絵が似ているのか… だからなんとなく惹かれ続けたのか…とすぐに納得。
ミレーといえば、刺繍や裁縫など、生活感の溢れるものを題材としているものが多いです。
もちろん、クロード・モネのように色が鮮やかな作品も大好きなのですが、精一杯生きる人の姿を人間臭く素朴に描ききっているところがミレーの魅力だと思います。
そして今回、オルセー美術館から特別出典でミレーの『羊飼いの少女』がきていました。
あーーこの絵(´;ω;`)
フランスで何度も何度も訪れ、帰国間際には「もう二度と会えないだろうね」と、しばらくこの絵の前から立ち去ることができませんでした。
それなのに、まさかこんなにすぐに日本で会えるとは…感激しました。
美術館を廻り終えた頃、絵画や説明により、黒田氏の画家としての歩みの歴史をほんの少しですが、理解できました。
日本の方の作品なので、見きれないぐらいたくさんの絵が飾られていましたよ。
素敵な絵にたくさん出会って、いっぱい充電できました。